2011年6月22日水曜日

チャットモンチー



チャットモンチー (chatmonchy) は、徳島県出身の日本スリーピースロックバンドである。略称は「チャットモ」、「チャット」など。所属レコード会社はキューンレコード
バンド名に特に意味は無く、結成当時のドラマーがバンド名に「もんちー」を入れたいと言い、それに最も合う言葉が「チャット」だったのでチャットモンチーとなった

現メンバー [編集]

橋本絵莉子 (はしもと えりこ) [編集]

プロフィール
中学・高校時代と管弦楽部に所属してクラリネットを担当する傍ら、高校1年生の頃に兄の影響でギターを始め、最初にコピーした曲はHi-STANDARDの「New Life」であった。高校2年生の時、最初からオリジナル曲を演奏するという目的のもと現在と異なるメンバーでチャットモンチーを結成する。その後にメンバーの脱退などがあり、現在も残っているオリジナルメンバーは橋本のみである。また、初めてライブを行った際の友人の「結構イケるんちゃう?」の一言で自信を掴み、音楽の道に進む事を決心する。その決心は固いものであり、進学クラスに在籍していたにも関わらず、高校3年生の模擬試験で志望大学欄を白紙で提出するほどであった。音楽のルーツについては、小さい頃から「民謡歌手になれ」と育てられていたとテレビ番組のインタビューで答えており、初めて“バンド”を意識したのは小学5年生の時に聞いたシャ乱Qであったという。
ギターを「あぐらで弾きたい派」であり、プロデューサーのいしわたり淳治が「絵莉子、ハウス!」と布を敷くとその上で弾く事があり、関係者内ではその布を「ハウス」と呼んでいる。昔はレスポール派であったが、あらゆる人に「似合わない」と言われたため、それからはテレキャスターを愛用していた。しかし、シングル「女子たちに明日はない」でレスポールを使用して以来、収録・ライブ共に状況に合わせて様々なギターを使用している。
自身の度胸の無さを「砂団子のような心臓の持ち主」と表しており[1]、自他共に認める激しい人見知りでもある。
使用機材
ギター
  • フェンダー
  • ギブソン
    • レスポールカスタム(TVイエロー)
    • レスポールスペシャル(フェイデッドチェリー)
  • その他
    • Journeyman STV-AML
アンプ
  • MATCHLESS DC-30 (「MATCHLESS」と書かれたパネル部分が、「CHATMONCHY」に改造されている。)
  • Divided by 13 JRT9/15
  • フェンダー ホットロッドデビル
エフェクター
  • BOSS
    • BD-2
    • OD-3
    • OD-20
    • BF-3
    • DD-5
    • Keeley Electronics BD-2 Mod "Phat Tube"
    • RE-20
  • Line6
    • DL4 Delay
    • DM4 Distortion
  • その他
    • Xotic AC-Booster
    • MXR M-102 DYNACOMP
    • HUMAN GEAR VIVACE
    • MAXON CS-550
    • Providence SOV-1
    • Pro Co RAT2
    • Providence PEC-2
    • VOX V847   

福岡晃子 (ふくおか あきこ) [編集]

プロフィール
中学時代にテレビで見たSUPERCARに感銘を受け大ファンになり、ベーシストのフルカワミキの影響でベースを始める。しかし、当初は楽器が出来る友達が周りにおらず、1人で練習する辛さからベースを一度挫折し、別のバンドでギターを担当していた。尚、初めてのライブは友人と行ったthee michelle gun elephantのライブであった[2]。高校時代に友人に誘われて行ったチャットモンチーのライブで、普段は高校でおとなしい橋本が歪んだギター音を鳴らし叫ぶように歌う姿に驚愕し、以来チャットモンチーのファンになる。高校卒業を控えた3月に、自分以外のメンバーが就職や県外への進学の為に脱退した事を橋本本人に告げられ、同時にベースとして加入の誘いを受ける[3]。ベースを辞めてから年月が経ちほとんど弾けない状態であること、自身の加入でチャットモンチーの音楽性が崩れないかという心配などがあったものの、憧れだったチャットモンチーに加入出来る事を喜び加入する。大学進学後に、卒業論文で自身の楽曲を使用した。尚、現メンバーの橋本と高橋とは異なり、学生時代に管弦楽部及び吹奏楽部への入部経験がない。
メンバーを「砂団子のギターに、モンキーのドラム、私は黒髪になって更生した元ヤンキー」と表現し、Wikipediaへの追記を求めたことがある[4]
同じ事務所に所属する依布サラサとはよく一緒に食事をする仲である。
使用機材
ベース
  • フェンダー
  • ギブソン
    • V-Bass
  • サイケデリズム
    • ジャズベースタイプ
アンプ
  • メサ・ブギー BASS 400+ & RD-1516 (「MESA/BOOGIE」と書かれたパネル部分が、「MESSA/ACCO」に改造されている。)
  • アンペグ SVT-5 PRO
2009年5月6日現在、公式HPのトップページに掲載されている写真を見る限り、『Hall In Love Tour 2009』からPsychederhythm製の黒いジャズベースも使用していることが確認できる。

高橋久美子 (たかはし くみこ) [編集]

プロフィール
中学・高校時代と吹奏楽部に所属しクラリネットを担当していたが、元々肺が弱かったために高校1年生の夏頃から慢性的に肺炎を繰り返すようになり、ドクターストップが掛かる。顧問から吹奏楽部を辞めるか、肺を使わない打楽器に転向するかを求められ、仕方がなくシンバルに転向する。(最近、スペースシャワーTVで放送された音楽番組で、肺活量は、同年代の女性の平均値よりも高く、メンバーの他の2人よりも高いことも分かった。)このことが現在のドラムに繋がる結果になり、大学では軽音楽部に入部し、ボン・ジョヴィティコ・トーレスニルヴァーナデイブ・グロールに影響を受けドラムを始める。この軽音楽部で、後に入部してきた福岡と知り合いチャットモンチーのドラムとして何度か加入の誘いを受ける[3]。だが、幼少からの夢である教職に就きたかったこと、将来を保障されないミュージシャンという職業への危惧から、何度もその誘いを断っていた。しかし、福岡から招待されたチャットモンチーのライブに足を運んだ際、ドラム不在の為にアコースティックで演奏していた「」に感銘を受け、チャットモンチーにドラムとして加入することとなった。尚、教職が夢だった為、国語教師の免許を取得している。
学年的には橋本と福岡の1つ上であるため、加入当初は橋本に「くみこさん」と呼ばれていた。また、年上なのにたまに福岡晃子の事を「あこさん」と呼ぶことがある。目がとても悪い。犬嫌い。
書道家として活動している妹(高橋美佳)がおり、チャットモンチーのツアータイトルやスコアブックの題字を書いている。
歴史を学ぶ事が趣味であり、特に幕末を好んでいる。幕末に由緒ある地に訪れる姿をブログで何度か掲載したり[5]、幕末に纏わるトークを雑誌インタビューやラジオでする事が多々ある。また、4thDVD『チャットモンチー レストラン デザート』に収録されている「1人1企画」では、織田信長の鎧を着て犬山城を巡るという企画を行っている。

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